岐阜県立土岐商業高等学校様

 
Q:ショッピングモールを授業の一環に取り入れようと計画された経緯を教えてください。
A:平成20・21年度の2年間、岐阜県教育委員会の「飛び出せスーパー専門高校生推進事業」において、地域との連携推進に取り組んできました。そのなかで、ビジネス情報科の生徒が学習した内容を生かし、地域の活性化に取り組める方策はないかと考え、その一つとしてWEBショップの運営に向けての取り組みを推進してきました。また、昨年度「総合実践室」の設備を更新させていただけることとなり、この機会に生徒がWEBショップにおける運営・管理に関わる基礎学習を行い、地域との連携によるWEBショップに活用できる実習環境を整えられないかと関係職員で検討し、取り入れることとしました。
また、平成25年度より実施される高等学校の新しい学習指導要領「商業」における「電子商取引」のなかで有効な実習が行えるものであると考えております。

Q:3S スリーエス スマートリプライショッピングモールシステムをお選びいただいた理由を教えてください。
A:模擬学習であるとはいえ、本格的に実績のあるWEBソフトウェアを導入したいと考えました。導入実績やソフトウェアの機能を総合的に判断し選ばせていただきました。

Q:ショッピングモールを利用してどのような授業を考えられていますか?
A:生徒がモールの管理者や出店者および利用者の立場にたって学ぶことで、体験をとおしてそれぞれの立場における課題の発見とその解決に向けた学習が実践できたらいいと考えています。 具体的授業内容はこれから検討していきますが、共通の素材を商品として取り上げ、店舗ごとに競い合うなかで結果をもとに分析を行い、導き出された課題の解決に取り組んだり、各グループでテーマを決定し、そのテーマに沿った店舗の運営を実践するなかで、利用者側の意見を反映しながらの店舗運営の実習をしていけたらと考えています。
また、商材撮影用のスタジオも整備していただきましたので、商材撮影からモール・店舗管理まで総合的な授業を展開していきたいと考えています。

Q:学校の教育に留まらず地域貢献も視野に入れられているとお聞きしましたが、中長期的な構想についてどのようにお考えですか?
A:地域の地場産業である「美濃焼」の土岐市陶磁器卸商業協同組合の支援のもと、高校生が地域の特色をPRできるよう取り組んでいきたいと考えています。本年度はWEBショップのオープンを予定しています。現在は生徒がその運営を実践していけるよう進めており、今後地域の多くの方々に出店していただけるよう取り組んでいきたいと考えています。
また、カリキュラムの位置づけを明確化し、ソフトウェアを活用した基礎学習から実践までの流れを検討していきたいと考えています。

Q:教育者から見た「電子商取引」とは?
A:ネットワークの利用環境があれば、いつでも・どこでも・誰でも利用可能であるため、時間的・地理的制約がなく、情報量の多さは魅力的であるとともに、ネットワーク内に自分のお店を持つということが、手軽にまた身近に感じられるものであり、そこには多くの可能性があると感じます。
ただ、法的な部分や便利さゆえの危険性などについての理解や、今後更に環境が変わっていくと考えられるため、その変化への対応が求められると考えています。

岐阜県立土岐商業高校 校舎

左:商業科主任 ビジネス情報科主任 教諭 安藤範和氏
右:実習教諭 三浦育代氏
 
教室とスリーエスアカデミックパッケージの管理画面